大学では社会学を学び、卒業後、入社。2011(平成23)年、
父と同じく42歳で3代目に就任する。
これまで先代が築き上げた「紙の加工はヘイワ原紙」というブランド。製造業だけどサービス業の心意気で、さらにプラスアルファの提案ができる経営スタイルを、第三創業の覚悟で追求する。
紙と不織布の加工については何でも相談を受け、総合的にお手伝いする。技術と、ネットワークと、フットワークを武器に、新しい素材やアイデアをお客様に紹介していく、いわば関係性の構築・継続をはかるのが、3代目の仕事。
展示会への出店、自社商品の開発などで、ヘイワ原紙ができることを可視化させ、効果的なPRを仕掛ける。
「トップはスーパーマンであれ」という先代とは違って、チームとして会社組織を強くしていくことに尽力する。
「環境にやさしい紙風船」は、ヘイワ原紙のもうひとつの事業。子どもたちと風船を飛ばすのを楽しみにしている。